入り口の横に掲示している「認知症サポーター」のステッカー。
ただの飾りで貼っているわけではありません。
市内でも有数のガチステッカーだと自負しております。
先日、認知症のご家族と同居しているお客様から、たまたまお話を聞かせて頂く機会がありました。
ご家族の手間の増加や周囲の視線などの精神的ストレスに、「コロナ禍」という状況が重なり外出はデイサービスのみ。
お家の中も負のスパイラルに陥りピリついた空気に。
誰かに相談したいけど、どこの誰に話せばいいか分からない。
担当のケアマネジャーはコロナ禍を理由に、長いことサービス利用表をポストに毎月投函していくだけ。
いろいろお話をさせて頂く中で、潜在していたニーズも浮上し、いくつかの視点から少しだけ私なりの見解を伝えさせて頂きました。
ご家族が要介護状態になって初めて経験する「介護保険サービス」。
右も左も分からないので、とりあえず言われたとおりに…
少しだけ思うところはあるけれど、とりあえず言われたとおりに…
私はどこの組織にも属していない第４者だから、どこに気遣いする事もなく、何でも伝えられます。
事業所寄りでも家族寄りでもない、中立的な立場でお話を聴くことも。
認知症のご家族との関係性が改善できるかもしれない関わり方も。
居宅介護支援事業所（ケアマネジャー）が変えられるという事実も。
そして周囲の目を気にせず、ご家族全員がありのまま過ごして良い飲食店があるということを、どこか頭の片隅に留めておいて頂けたら幸いです。
店内までスロープがありますので、車いすの方も入店可能です。
今回の投稿は高齢者に関する内容ですが、障がい者に関しても同様の想いです。
3rdBASEを続けられている限り、常に「酒場」×「福祉」の可能性を模索し続けていきたいと思っています。
これは半分冗談ですが、かしこまった「相談室」ではなく、少しお酒が入っているインテークの方が、良いアセスメントをとれるかもしれません。
酔った勢いに任せても任せなくても、色々話しかけてみてください。
ほんの少しだけでも何かが良い方向へ変化するよう、精一杯頭を働かせます。
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